『嵌合式立平用』
金属縦ハゼ屋根・太陽光パネル取付金具
金属縦ハゼ屋根・太陽光パネル取付金具は、設置できる縦ハゼ高さを27mm以下に絞り、低コストで、設置高さを低くし見栄えを良くすると共にハト被害に合いにくいデザインにしました。引張り強さや耐久性に優れ、積雪のある地域でも使用できる様に雪止め中間金具も品揃えしました。



1.無駄のないシンプルデザインにより低コストを実現しました。
2.太陽光パネルの設置高さを低くし、見栄えの向上と、ハトが侵入し住みつきにくいデザインにしました。
太陽光パネル下に住みつくハト被害対策にあたり、山鳩でも侵入できないと言われる太陽光パネル下の寸法を50mm以下になる様にデザイン化しました。
3.金具の引張り強さは約100kgfで、金属屋根固定ビスの固定強さ以上です。
金属縦ハゼ屋根・1連固定ソーラーガシットの引張り強さは、野地板構造用合板厚12mmで@450mmビス固定で約100kgfあります。金属縦ハゼ屋根固定ビスが破断し野地板との固定強さで決まります。
4.耐久性に優れ、雨漏りの心配はありません。
主要部材は耐食性の高いアルミニウムとステンレスで構成しており耐久性に優れています。金属屋根に穴を開けない取付け方法であるため雨漏りの心配はありません。
5.雪止め機能を付けるため、L100mm雪止め中間金具を品揃えしました。
6.施工性は優れていませんが、押え金具付により施工時間の短縮を図りました。
金具の重量は約165gで軽く、縦ハゼへの固定時動きやすいという弱点があります。仮締めとしてラチェットレンチ等での手締めを勧めています。インパクトドライバー等で本締めしますが、2工程となり少し時間がかかります。対策として押え金具を備付、施工時間はほぼ同じになる様にしています。
2.太陽光パネルの設置高さを低くし、見栄えの向上と、ハトが侵入し住みつきにくいデザインにしました。
太陽光パネル下に住みつくハト被害対策にあたり、山鳩でも侵入できないと言われる太陽光パネル下の寸法を50mm以下になる様にデザイン化しました。
3.金具の引張り強さは約100kgfで、金属屋根固定ビスの固定強さ以上です。
金属縦ハゼ屋根・1連固定ソーラーガシットの引張り強さは、野地板構造用合板厚12mmで@450mmビス固定で約100kgfあります。金属縦ハゼ屋根固定ビスが破断し野地板との固定強さで決まります。
4.耐久性に優れ、雨漏りの心配はありません。
主要部材は耐食性の高いアルミニウムとステンレスで構成しており耐久性に優れています。金属屋根に穴を開けない取付け方法であるため雨漏りの心配はありません。
5.雪止め機能を付けるため、L100mm雪止め中間金具を品揃えしました。
6.施工性は優れていませんが、押え金具付により施工時間の短縮を図りました。
金具の重量は約165gで軽く、縦ハゼへの固定時動きやすいという弱点があります。仮締めとしてラチェットレンチ等での手締めを勧めています。インパクトドライバー等で本締めしますが、2工程となり少し時間がかかります。対策として押え金具を備付、施工時間はほぼ同じになる様にしています。
使用条件
- 金属立平屋根の縦ハゼ高さが27mm以下、幅が13mm以下の縦ハゼに取付けできます。
〔セキノ興産:立平ロック25型、20型〕〔JFE鋼板:立平333〕等の縦ハゼ屋根に使用できます。 - 太陽光パネル厚さは30mm・32mm・35mm等の各種厚さに対応できます。
金属縦ハゼ屋根・太陽光パネル取付金具の仕様
〔取付金具及び押え金具一体型〕
①.軒先棟用端部金具(約165g)

部材名 | 個数 | 材質 |
---|---|---|
①縦ハゼ固定金具 :w50×h44×L31mm |
1 |
アルミニウムA6063-T5(アルマイト処理ブラック) (M6L40mmSボルトナット付) |
②軒先棟用受けプレート :w50×L60×t2mm |
1 | アルミニウムA6063-T5(アルマイト処理ブラック) (1-φ6.5mm穴付) |
③端部材 :w50×h30・32・35mm等 |
1 | アルミニウムA6063-T5(アルマイト処理ブラック) (1-φ7.0mm穴付) |
④押え金具 :w50×h30・32・35・40mm等 |
1 | アルミニウムA6063-T5(アルマイト処理ブラック) (1-φ7.0mm穴付) |
⑤押え金具固定ボルト :M6L45mm |
1 | ステンレス(SUS304) (M6BK・平W・SW・ナット付) |
⑥別注:L31×9.5×17×1.5アングル (段差付縦ハゼ部押え用アングル) |
1 | アルミニウムA6063-T5(アルマイト処理ブラック) |
②.中間金具(約165g)

部材名 | 個数 | 材質 |
---|---|---|
①縦ハゼ固定金具 :w50×h44×L31mm |
1 |
アルミニウムA6063-T5(アルマイト処理ブラック) (M6L40mmSボルトナット付) |
②中間用受けプレート :w50×L85×t2mm |
1 | アルミニウムA6063-T5(アルマイト処理ブラック) (1-φ6.5mm穴付) |
③アース板 :w48×L55×t0.5mm |
1 | ステンレス(SUS304) (1-φ6.0mm穴付) |
④押え金具 :w50×43×26.5mm |
1 | アルミニウムA6063-T5(アルマイト処理ブラック) (1-φ7.0mm穴付) |
⑤押え金具固定ボルト :M6L45mm |
1 | ステンレス(SUS304) (M6BK・平W・SW・ナット付) |
⑥別注:L31×9.5×17×1.5アングル (段差付縦ハゼ部押え用アングル) |
1 | アルミニウムA6063-T5(アルマイト処理ブラック) |
③.L100mm雪止め中間金具(約210g)

部材名 | 個数 | 材質 |
---|---|---|
①縦ハゼ固定金具 :w50×h44×L31mm |
1 |
アルミニウムA6063-T5(アルマイト処理ブラック) (M6L40mmSボルトナット付) |
②中間用受けプレート :w50×L85×t2mm |
1 | アルミニウムA6063-T5(アルマイト処理ブラック) (1-φ6.5mm穴付) |
③アース板 :w48×L55×t0.5mm |
1 | ステンレス(SUS304) (1-φ6.0mm穴付) |
④L100mm雪止め押え金具 :w100×43×31.5mm |
1 | アルミニウムA6063-T5(アルマイト処理ブラック) (1-φ7.0mm穴付) |
⑤押え金具固定ボルト :M6L45mm |
1 | ステンレス(SUS304) (M6BK・平W・SW・ナット付) |
⑥別注:L31×9.5×17×1.5アングル (段差付縦ハゼ部押え用アングル) |
1 | アルミニウムA6063-T5(アルマイト処理ブラック) |
嵌合部の金具の取付方法
金属屋根縦ハゼ嵌合部の凹部高さ位置は、左右ほぼ同じ位置の縦ハゼが多いのですが、重ね部側の凹部の高さ位置が3mm程度高く段差になっている縦ハゼもあります。金具の取付けが斜めになるため、その場合、別注のアングルを重ね部側の金具裏面に貼り付け、縦ハゼの重ね部を押さえこみます。
①高さ位置がほぼ同じ場合(→金具をそのまま差込み固定します)

②重ね部が2~3mm上で段差がある場合(→別注アングルを金具の重ね部側に貼付け固定します)

段差付縦ハゼ部押え用アングル取付け例


〔軒先棟用端部金具(アングル付)〕


〔中間金具(アングル付)〕
太陽光パネル取付金具の取外し要領
撤去時等に固定金具を取外したい場合は、ペンチ等で縦ハゼ上部を押し広げて下さい。厚さや幅が広いペンチを使用した場合、滑りやすく縦ハゼ部を傷付けやすいため、厚さが15mm以下、幅が18mm以下で,先が平たんなネジザウルスZやGTをお勧めします。柄にパイプ等を取付けると簡単に開くことができます。


取付け手順
1.割付図作成と材料準備
・金属屋根の縦ハゼ高さや幅を調べ、取付け可能か確認して下さい。
・太陽光パネルの設置図面により軒先棟用端部金具と中間金具の数量を確認して下さい。
・金属屋根の縦ハゼ高さや幅を調べ、取付け可能か確認して下さい。
・太陽光パネルの設置図面により軒先棟用端部金具と中間金具の数量を確認して下さい。
2.太陽光パネル位置の墨出し
・軒先パネルスタート位置の墨を打ち、続いて2枚目、3枚目、・・・棟端部の墨を打って下さい。
2枚目以後の墨はパネル寸法+目地幅寸法(25mm)として下さい。
・軒先パネルスタート位置の墨を打ち、続いて2枚目、3枚目、・・・棟端部の墨を打って下さい。
2枚目以後の墨はパネル寸法+目地幅寸法(25mm)として下さい。
3.太陽光パネル取付金具の仮置きと軒先用端部金具の固定
・割付図に従って縦ハゼ部に太陽光パネル取付金具を仮置きします。
*注)軒先棟用端部金具と中間金具の違い及び前後方向を誤らない様に仮置きして下さい。
・軒先用端部金具の下端を横墨に合わせ、金具のサイドのナットを締め固定します。
固定金具のサイド部のナット固定は、軽く締めた後ズレが無いことを確認して本締めして下さい。
*注)固定金具のサイド部のナット固定は、一度に強く締付けると位置がズレる可能性があります。
仮締めはラチェットレンチ等を用いた手締めをお勧めします。
*注)ナットの締付けは、ナット頭からのボルトの出は3.0~4.0mm程度が好ましく、3.0mm以上として下さい。ボルトの出寸法は備付の3.5mmゲージを用い、ボルトが出ていることを確認して下さい。
・割付図に従って縦ハゼ部に太陽光パネル取付金具を仮置きします。
*注)軒先棟用端部金具と中間金具の違い及び前後方向を誤らない様に仮置きして下さい。
・軒先用端部金具の下端を横墨に合わせ、金具のサイドのナットを締め固定します。
固定金具のサイド部のナット固定は、軽く締めた後ズレが無いことを確認して本締めして下さい。
*注)固定金具のサイド部のナット固定は、一度に強く締付けると位置がズレる可能性があります。
仮締めはラチェットレンチ等を用いた手締めをお勧めします。
*注)ナットの締付けは、ナット頭からのボルトの出は3.0~4.0mm程度が好ましく、3.0mm以上として下さい。ボルトの出寸法は備付の3.5mmゲージを用い、ボルトが出ていることを確認して下さい。

4.太陽光パネルと中間金具・棟用端部金具の敷設
・軒先用端部金具の押え金具のナットを緩め、太陽光パネルを挿入します。中間金具の押え金具のナットを緩め、パネル上端部に中間金具を差込み、中間金具のサイド部のナットを締め固定します。棟用端部金具固定迄同様の作業を繰返します。
・太陽光パネルを敷設した後、押え金具のボルト・ナットを固定します。
*注)太陽光パネルの設置高さを低くしていますので、金具のサイドのナットの締付けは若干やりにくいですが、インパクトドライバー固定であれば斜め使いで取付けできます。
・軒先用端部金具の押え金具のナットを緩め、太陽光パネルを挿入します。中間金具の押え金具のナットを緩め、パネル上端部に中間金具を差込み、中間金具のサイド部のナットを締め固定します。棟用端部金具固定迄同様の作業を繰返します。
・太陽光パネルを敷設した後、押え金具のボルト・ナットを固定します。
*注)太陽光パネルの設置高さを低くしていますので、金具のサイドのナットの締付けは若干やりにくいですが、インパクトドライバー固定であれば斜め使いで取付けできます。
5.太陽光パネルの電線ケーブル接続とアース線接続(完)
・太陽光パネルの縦のアース接続は、押え金具のアース板にてアース接続できます。
横の接続はアース線等で接続願います。
・太陽光パネルの縦のアース接続は、押え金具のアース板にてアース接続できます。
横の接続はアース線等で接続願います。
使用工具・機具:メジャー、墨壺、M6ソケット(10)/M6ラチェットレンチ(10)/インパクトドライバー/ネジザウルス/備付3.5mmゲージ等
その他
適用範囲・注意・確認事項
- 金属立平屋根の縦ハゼ高さが27mm以下、幅が13mm以下の縦ハゼに取付けできます。
〔セキノ興産:立平ロック25型、20型〕〔JFE鋼板:立平333〕等にご使用できます。 - 太陽光パネル厚さは30mm・32mm・35mm等の各種厚さに対応できます。
- 金属縦ハゼ屋根材や下地材に損傷がある場合はご使用できません。
- 金属縦ハゼ屋根用ソーラーガシットの脚部接合部の材質はアルミニュームで、実施工と異なる極端な開閉(約20mm以上、約3mm以下)をしますと破断する場合があり、取扱注意願います。
- 技術的にご不明な内容等がございましたら、ご連絡宜しくお願いします。