室内用高強度固定金具
【ハンモック・避難はしご・ぶら下がり棒】
室内用高強度固定金具の主な用途は
①ハンモック固定金具
②避難はしごや避難ロープ固定金具
③ぶらさがり棒固定金具
等があり、大きな荷重がかかる場合に用います。
筋トレ用ゴムチューブ固定や大型犬リード固定等にも用いることができます。
引抜耐力が1個約500kgfあり、受け面積を大きくし室内壁が損傷しにくい構造にしています。
①ハンモック固定金具
②避難はしごや避難ロープ固定金具
③ぶらさがり棒固定金具
等があり、大きな荷重がかかる場合に用います。
筋トレ用ゴムチューブ固定や大型犬リード固定等にも用いることができます。
引抜耐力が1個約500kgfあり、受け面積を大きくし室内壁が損傷しにくい構造にしています。
用途例
Ⅰ ハンモック固定金具
ハンモックは少し仮眠したい時や休憩したい時に便利です。室内用高強度固定金具を用いて市販のハンモックを取付けできます。専用架台と比べ価格や収納等に優れています。
専用架台使用 | 固定金具(弊社品)使用 | |
---|---|---|
①設置高さ | ・ほぼ決められた高さのみ | ・固定金具の取付け位置を自由に設定可能。 【推奨金具設置高さ:床から約950~1,450mm】 |
②頭部と足部の高さ位置 | ・頭部と足部の高さは同一 | ・頭部を約500mm高さを上げる方が心地よく、自由な高さに設置可能 |
③チェアに変更 | ・チェアに変更可能 | ・固定金具3~4個使用でチェアにも利用可能 (ハンモック固定金具と併用利用可能) |
④ハンモックの保管 | ・架台の収納場所が必要で、じゃまになる場合あり | ・ハンモックを金具1ヶ所に取付け収納すればじゃまになりにくい |
Ⅱ 避難はしご・避難ロープ固定金具
2階建住宅の場合、建築基準法や消防法の制約がないためか2階から避難(脱出)できるところが殆どなく、いざという時に困ってしまうのが現状と思います。火災が1階でおこり2階にいる時にどうするか?最悪を想定し、2階から避難できる状態にしておくべきと思います。
避難ロープは低価格で設置できますが、腕力が必要で非力では利用できません。避難はしごは非力でも使用が可能で何とか避難できます。費用はネット販売等でキャッチ付避難はしごを購入することで2~3万円程度で設置できます。取付位置は、固定金具を「窓枠の上枠」に取付けると、強度もあり、下りやすく、避難はしごや避難ロープを簡単に取付けられ利用できます。
但しこれらは非認定品であり自己責任での設置となります。認定品であれば費用は数十万円かかり定期点検等も必要であり設置を迷ってしまいます。
避難ロープは低価格で設置できますが、腕力が必要で非力では利用できません。避難はしごは非力でも使用が可能で何とか避難できます。費用はネット販売等でキャッチ付避難はしごを購入することで2~3万円程度で設置できます。取付位置は、固定金具を「窓枠の上枠」に取付けると、強度もあり、下りやすく、避難はしごや避難ロープを簡単に取付けられ利用できます。
但しこれらは非認定品であり自己責任での設置となります。認定品であれば費用は数十万円かかり定期点検等も必要であり設置を迷ってしまいます。
Ⅲ ぶら下がり棒及び固定金具
床から約2.0~2.3mの位置に固定金具を取付け、ぶら下がり棒を固定金具に取付けます。
ぶら下がり棒を手で持ち、足を床に付けた状態で体重を棒にかけることで、背中や肩、腕、肩甲骨が伸び、猫背や四十肩、五十肩等の予防になります。
柱や窓枠上部等にぶら下がり棒を取付け使用できますので、じゃまにはなりにくいです。
ぶら下がり棒を手で持ち、足を床に付けた状態で体重を棒にかけることで、背中や肩、腕、肩甲骨が伸び、猫背や四十肩、五十肩等の予防になります。
柱や窓枠上部等にぶら下がり棒を取付け使用できますので、じゃまにはなりにくいです。
製品仕様
1)室内用高強度固定金具(カバー色:ホワイト、金具色:シルバー):約320g
部材名 | 個数 | 材質 |
---|---|---|
①金具本体(15×70×124mm) (アイストラップ10・ボルトナット付:シルバー) (保護材:5×68×122mm付) |
1 | アルミニウムA6063-T5(アルマイト処理ブラック) SUS304 EPDMシーラー |
②φ4×L50mmドリルビス | 4 | SUS410(SG処理品) |
③カバー(ホワイト) (t0.35×14×73×126mm) |
1 | ガルバニウム鋼板同等品 |
④予備ナット・スプリングワッシャー(シルバー) | 各2 | SUS304 |
2)室内用高強度固定金具(カバー色:ブラック、金具色:シルバー):約320g
部材名 | 個数 | 材質 |
---|---|---|
①金具本体(15×70×124mm) (アイストラップ10・ボルトナット付:シルバー) (保護材:5×68×122mm付) |
1 | アルミニウムA6063-T5(アルマイト処理ブラック) SUS304 EPDMシーラー |
②φ4×L50mmドリルビス | 4 | SUS410(SG処理品) |
③カバー(ブラック) (t0.35×14×73×126mm) |
1 | ガルバニウム鋼板同等品 |
④予備ナット・スプリングワッシャー(シルバー) | 各2 | SUS304 |
3)ぶら下がり棒(パイプ色:シルバー):約380g
部材名 | 個数 | 材質 |
---|---|---|
①パイプ(φ20×2.0 L306mm) (両端ビニルチューブ付) |
1 | アルミニウムA6063-T5(アルマイト処理ブラック) |
②チェーン(d=4、P=26、W=6.5 L858mm) (参考使用荷重:200kgf) |
1 | SUS304 |
③カラビナ(D=6、L=66、W=19、S=11mm) (参考使用荷重:80kgf) |
1 | SUS304 |
4)ぶら下がり棒(パイプ色:ブラック):約380g
部材名 | 個数 | 材質 |
---|---|---|
①パイプ(φ20×2.0 L306mm) (両端ビニルチューブ付) |
1 | アルミニウムA6063-T5(アルマイト処理ブラック) |
②チェーン(d=4、P=26、W=6.5 L858mm) (参考使用荷重:200kgf) |
1 | SUS304 |
③カラビナ(D=6、L=66、W=19、S=11mm) (参考使用荷重:80kgf) |
1 | SUS304 |
施工手順
1.金具設置位置の決定
・室内用高強度固定金具の固定位置としては、①窓枠やドア枠の上枠や縦枠部分、②開口部回りの柱やまぐさ部分、③壁の柱や梁等の構造材部分に固定して下さい。最適な高さや位置を確認し、固定位置を決めて下さい。
※注)カバーの取付けを考慮して、金具本体は出張り等から3mm以上離して設置して下さい。
※注)取付位置に柱や梁、まぐさ等の構造材があるか計測器や打音で確認して下さい。ビスが空回りする場合は取付位置を変更して下さい。ビス穴は補修材を購入し埋めて下さい。
・室内用高強度固定金具の固定位置としては、①窓枠やドア枠の上枠や縦枠部分、②開口部回りの柱やまぐさ部分、③壁の柱や梁等の構造材部分に固定して下さい。最適な高さや位置を確認し、固定位置を決めて下さい。
※注)カバーの取付けを考慮して、金具本体は出張り等から3mm以上離して設置して下さい。
※注)取付位置に柱や梁、まぐさ等の構造材があるか計測器や打音で確認して下さい。ビスが空回りする場合は取付位置を変更して下さい。ビス穴は補修材を購入し埋めて下さい。
2.固定ビスの取付け
・金具本体をφ4×L50mmのドリルビス4本で固定して下さい(+2ビット)。
・アイストラップ(ナットとスプリングワッシャ)はビス固定前後の都合の良い時に取外して下さい。
※注)片締めにならない様に数回に分けてビス固定して下さい。また強く締めすぎて木材等がバカ穴にならない様に低トルクで締め付けて下さい。
※注)下地材が硬い等でビス固定できない場合は2~3mmのキリで下穴を開けて下さい。
※注)ビス固定本数の確認とビスが緩んでいないか確認して下さい。
・金具本体をφ4×L50mmのドリルビス4本で固定して下さい(+2ビット)。
・アイストラップ(ナットとスプリングワッシャ)はビス固定前後の都合の良い時に取外して下さい。
※注)片締めにならない様に数回に分けてビス固定して下さい。また強く締めすぎて木材等がバカ穴にならない様に低トルクで締め付けて下さい。
※注)下地材が硬い等でビス固定できない場合は2~3mmのキリで下穴を開けて下さい。
※注)ビス固定本数の確認とビスが緩んでいないか確認して下さい。
3.カバー・アイストラップの取付け(設置完了)
・固定ビス取付後、カバーを被せ、アイストラップ(ナットとスプリングワッシャ)を元に戻しナットを締め付け取付けて下さい。
※注)片締めにならない様に数回に分けてナットを締め固定して下さい。
※注)スプリングワッシャとナットの取付け確認とナットが緩んでいないか確認して下さい。
・固定ビス取付後、カバーを被せ、アイストラップ(ナットとスプリングワッシャ)を元に戻しナットを締め付け取付けて下さい。
※注)片締めにならない様に数回に分けてナットを締め固定して下さい。
※注)スプリングワッシャとナットの取付け確認とナットが緩んでいないか確認して下さい。
■使用工具・機具:メジャー/鉛筆等のマーキング材/キリ2~3mm/+2ビット/M6ソケット(10)/電動ドリル等
その他
注意・確認事項
- 長期間使用するとナットや固定ビスがゆるむ場合がありますので、使用前等ゆるみがないか定期点検願います。