金属縦ハゼ屋根・2連固定太陽光パネル取付金具

金属縦ハゼ屋根・2連固定ソーラーガシット
(金属縦ハゼ屋根・太陽光パネル取付金具)

金属縦ハゼ屋根に設置する太陽光パネルの大版仕様や強風仕様に対応する「金属縦ハゼ屋根・2連固定ソーラーガシット」を開発しました。
パネルを大版化すると風圧力が増え、また強風地域では風圧力が高まり、固定 金具数を増やす必要があります。低コスト化が望まれ2連固定を考案しました。金属縦ハゼ部分の引抜抵抗力はビス固定数が少なく小さいため、固定金具数を増やすことができる、2連固定ソーラーガシットをお勧めします。

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1.2連固定により低コストを可能にしました。
金具本体を2点支持の安定デザインにすることにより、スリム化でき低コストを実現しました。

2.2連固定により施工スピードを速めることができます。
2連固定ソーラーガシットは2個の金具を一度に固定でき、また押え金具も一体化していますので、施工時間を短縮することができます。

3.固定金具個数を増やすことで耐風性能や積雪荷重を高めることができます。
低コストの2連固定ソーラーガシットの使用により、固定金具数を増やすことができます。それにより耐風性能や積雪荷重を高めることができます。

4.太陽光パネルの設置高さを低くしました。
太陽光パネル下に侵入し住みつくハト被害対策にあたり、山鳩でも侵入できないと言われる太陽光パネル下の寸法を50mm以下になる様にデザイン化しました。設置高さを低くすることで金具本体の固定ボルトの締め付けは若干やりにくくなりますが、取付けは可能です。

5.耐久性に優れ、雨漏りの心配はありません。
主要部材は耐食性の高いアルミニウムとステンレスで構成しており耐久性に優れています。金属屋根に穴を開けない取付け方法であるため雨漏りの心配はありません。
使用条件
  • 金属立平屋根の縦ハゼ高さが27mm以下、幅が13mm以下で、働きピッチが 333mmと350mmの縦ハゼに取付けできます。
    〔セキノ興産:立平ロック25型、20型〕〔JFE鋼板:立平333〕同等品に使用できます。
  • 太陽光パネル厚さは30mm・32mm・35mm・40mm等の各種厚さに対応できます。

 

【金属縦ハゼ屋根・2連固定ソーラーガシット】の仕様

①.軒先棟用(端部)金具本体(約400g)
(縦ハゼピッチ:333又は350mm)
部材名 個数 材質
①つなぎチャンネル部材
:w35×h14×t1.4×L383mm
1 アルミニウムA6063-T5(アルマイト処理ブラック)
(固定ピッチ333又は350mm)
②縦ハゼ固定金具
:w50×h44×L31mm
2 アルミニウムA6063-T5(アルマイト処理ブラック)
(M6L40mmBKボルトナット付)
③軒先棟用受けプレート
:w50×L60×t2mm
2 アルミニウムA6063-T5(アルマイト処理ブラック)
(1-φ6.5mm穴付)
④端部材
:w50×h30・32・35・40mm等
2 アルミニウムA6063-T5(アルマイト処理ブラック)
(1-φ7.0mm穴付)
⑤押え金具
:w50×43×26.5mm
2 アルミニウムA6063-T5(アルマイト処理ブラック)
(1-φ7.0mm穴付)
⑥押え金具固定ボルト
:M6L45又は50mm
2 ステンレス(SUS304)
(M6BK・平W・SW・ナット付)
②.中間用金具本体(約400g)
(縦ハゼピッチ:333又は350mm)
部材名 個数 材質
①つなぎチャンネル部材
:w35×h14×t1.4×L383mm
1 アルミニウムA6063-T5(アルマイト処理ブラック)
(固定ピッチ333又は350mm)
②縦ハゼ固定金具
:w50×h44×L31mm
2 アルミニウムA6063-T5(アルマイト処理ブラック)
(M6L40mmBKボルトナット付)
③軒先棟用受けプレート
:w50×L85×t2mm
2 アルミニウムA6063-T5(アルマイト処理ブラック)
(1-φ6.5mm穴付)
④アース板
:w48×L55×t0.5mm
2 ステンレス(SUS304)
(1-φ6.0mm穴付)
⑤押え金具
:w50×43×26.5mm
2 ステンレス(SUS304)
(1-φ7.0mm穴付)
⑥押え金具固定ボルト
:M6L45又は50mm
2 ステンレス(SUS304)
(M6BK・平W・SW・ナット付)
軒先棟用(端部)金具本体外観写真
中間用金具本体外観写真

 

【金属縦ハゼ屋根・2連固定ソーラーガシット】の設置例(4列の場合)

※太陽光パネル1枚に対し、縦ハゼ部への固定は4ヶ所(固定率77~85%)とし、パネル中央支持寸法は700mm以下、端迄の支持寸法は400mm以下になる様に設計しています。必要に応じ変更できます。

 

2連固定金具本体の取外し要領

2連固定金具本体を移動又は取外す場合は、縦ハゼ固定金具部分のチャンネル下と縦ハゼ部の上部には約12mm程度の隙間があり、その部分に厚さが9mm以下、幅が18mm以下で、先が平たんなネジザウルスGT等の工具を差し込み、固定ナットを緩め押し広げることで、金具本体の移動や取外しができます。柄にパイプ等を取付けると簡単に開くことができます。

 

取付け手順

1.割付図作成と材料準備
・金属屋根の縦ハゼ高さとピッチを調べ、取付け可能か確認して下さい。
・金属屋根の寸法を確認し、太陽光パネル設置の割付図を作成して下さい。
・取付金具の設置例を参考にして金具の種類と数量を確認して下さい。
2.太陽光パネル位置の墨出し
・軒先太陽光パネルスタート位置の墨を打ち、続いて2枚目、3枚目、・・・棟端部の墨を打って下さい。
 2枚目以後の墨はパネル寸法+目地幅寸法(25mm)として下さい。
3.2連固定ソーラーガシットの仮置きと軒先用金具本体の固定
・割付図に従って縦ハゼ部に2連固定ソーラーガシットを仮置きします。
※注)軒先棟用金具本体と中間用金具本体の違い及び前後方向を誤らない様に気を付けて下さい。
・軒先用金具本体のチャンネルの下端を横墨に合わせ、金具本体の両端のナットを締め固定します。
 金具本体の両端のナット固定は、軽く締めた後ズレが無いことを確認して本締めして下さい。
※注)金具本体の両端のナット固定は、一度に強く締付けると位置がズレる可能性があります。ズレ修正は、固定ナットを緩め、ネジザウルスGT等の工具で脚部を広げ再固定して下さい。
※注)締付けトルク約8N・m、締付け後のボルトの出はナット頭から約3~4mmが目安です。
4.太陽光パネルと中間・棟用金具本体の敷設
・軒先用金具本体に太陽光パネルを挿入した後、太陽光パネル上端部に中間金具本体を差込み、中間金具本体の両端のナットを締め固定します。棟用金具本体固定迄同様の作業を繰返します。
・太陽光パネルを敷設した後、押え金具のボルト・ナットを固定します。
※注)太陽光パネルの設置高さを低くしていますので、金具本体の両サイドの横ナットの締付けは若干やりにくいですが、インパクトドライバー固定であれば斜め使いで取付けできます。
5.太陽光パネルの電線ケーブル接続とアース線接続(完
・太陽光パネルの電線ケーブルの接続は、計画図に基ずき接続して下さい
・太陽光パネルの縦のアース接続は、押え金具のアース板にてアース接続できます。
 横の接続はアース線等で接続願います。
使用工具・機具:メジャー、墨壺、M6ソケット(10)/インパクトドライバー/ネジザウルスGT/トルクレンチ等

 

その他

適用範囲・注意・確認事項
  1. 金属立平屋根の縦ハゼ高さが27mm以下、幅が13mm以下で、働きピッチが 333mmと350mmの縦ハゼに取付けできます。この条件に合わなければご使用できません。
    〔セキノ興産:立平ロック25型、20型〕〔JFE鋼板:立平333〕同等品に使用できます。
  2. 太陽光パネル厚さは30mm・32mm・35mm・40mm等の各種厚さに対応できます。
  3. 金属縦ハゼ屋根材や下地材に損傷がある場合はご使用できません。
  4. 縦ハゼ2連固定取付金具本体を取外す必要がある場合は、縦ハゼ部金具のM6L40ボルトナットを取外し、ネジザウルスGT等の工具で縦ハゼ固定金具の脚部を拡げ取外して下さい。
  5. 技術的にご不明な内容等がございましたら、ご連絡宜しくお願いします。

マジカナテック株式会社

TEL:0745-43-9237
FAX:0745-43-9247

本社:奈良県葛城市南道穂31番地11

製造所:奈良県葛城市南道穂71番地8
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