太陽光パネル鳩除け金網固定金具〈ハト除けガシット〉
屋根と太陽光パネルの隙間に鳩等が侵入し被害を受ける場合があります。鳩は約70mm以上の隙間があれば、雀は約20mm以上の隙間があれば侵入することができ、隙間を防ぐ必要があります。ハト除けガシットは鳩等が侵入しない様に物理的に遮断するため、太陽光パネルの底板に固定金具を取付け、金網を太陽光パネルの側面から屋根面まで接触させずに取付けます。
金網は変形しにくい線径1.0mm、2.5メッシュ(10mmピッチ)、ステンレス溶接金網を推奨しています。固定金具とこの金網との組合せで固定ピッチを約480mmまで広げることができ、幅1m金網を3点(両端960mm・重なり40mm)で支持することで、鳩の侵入を防ぎ、強風で飛ばされない強固な強さを得ることができます。より強固にしたい場合は、固定ピッチを約320mm(4点支持)、約240mm(5点支持)もできます。
太陽光パネルに取付けできる条件は、太陽光パネルの底板寸法幅が22~35mmで汎用品太陽光パネルは殆どこの範囲に入ります。
適用範囲
- ハト除けガシットの取付けできる条件は、太陽光パネルの底板寸法幅が22~35mmであることです。22mm未満は取付けできません。35mmを超える場合はボルトを長くする必要がありご相談下さい。
1.取付け施工が簡単で強固に固定できます。
固定金具の下部材と上部材を太陽光パネルの底板と側面に両面接着テープ固定します。両面接着テープでの仮止め状態で金網を設置し、プレートで押え、SWとダブルナットでボルトを締め付けることで強固に固定できます。地震や強風等で金網や固定金具が外れることはなく、金網を屋根面に固定しなくても鳩等の侵入を防ぐことができ、屋根材を傷付けません。
2.耐久性に優れ、不燃材料で構成しています。
主要部材は耐食性の高いアルミニウムとステンレスで構成しており耐久性に優れています。また太陽光パネルとの接触面は同質のアルミニウムであり電食等の心配はありません。市街地の屋根は建築基準法22条の不燃規制を受けますが、不燃仕様で問題はありません。
3.太陽光パネルを傷付けません。
両面接着テープはきれいに剥がせるテープを使用しており、取外しは簡単にできます。また、ビス固定や接着剤固定をしていませんので、太陽光パネルを傷付けません。
4.固定金具のシンプルなデザイン化で低コストを実現しました。
固定金具の下部材と上部材を太陽光パネルの底板と側面に両面接着テープ固定します。両面接着テープでの仮止め状態で金網を設置し、プレートで押え、SWとダブルナットでボルトを締め付けることで強固に固定できます。地震や強風等で金網や固定金具が外れることはなく、金網を屋根面に固定しなくても鳩等の侵入を防ぐことができ、屋根材を傷付けません。
2.耐久性に優れ、不燃材料で構成しています。
主要部材は耐食性の高いアルミニウムとステンレスで構成しており耐久性に優れています。また太陽光パネルとの接触面は同質のアルミニウムであり電食等の心配はありません。市街地の屋根は建築基準法22条の不燃規制を受けますが、不燃仕様で問題はありません。
3.太陽光パネルを傷付けません。
両面接着テープはきれいに剥がせるテープを使用しており、取外しは簡単にできます。また、ビス固定や接着剤固定をしていませんので、太陽光パネルを傷付けません。
4.固定金具のシンプルなデザイン化で低コストを実現しました。
【太陽光パネル鳩除け金網固定金具】セット内容
①.固定金具(約55g / 個)
部材名 | 個数 | 材質 |
---|---|---|
①固定金具下部材 :アングル20×20×t2×L50mm (両面接着テープ15×50mm貼) M6L50mmボルト付 M6L20mm長ナット付 M6平W、SW付 |
1 | アルミニウムA6063-T5(アルマイト処理ブラック) アクリル系 SUS304(ブラック) SUS304(シルバー) SUS304(ブラック、シルバー) |
②固定金具上部材 :アングル25×25×t2×L50mm (両面接着テープ10×50mm貼) |
1 | アルミニウムA6063-T5(アルマイト処理ブラック) アクリル系 |
③備品 押えプレート(30×35×t2mm) M6SW M6ナット |
1 1 2 |
アルミニウムA6063-T5(アルマイト処理ブラック) SUS304(ブラック) SUS304(ブラック) |
②.ステンレス溶接金網
部材名 | 個数 | 材質 |
---|---|---|
①長さ1,000×h80mm(約100g/枚) (線径1.0、2.5メッシュ、目開き9mm) |
– | SUS304(シルバー) |
②長さ1,000×h100mm(約120g/枚) (線径1.0、2.5メッシュ、目開き9mm) |
– | SUS304(シルバー) |
③長さ1,000×h120mm(約140g/枚) (線径1.0、2.5メッシュ、目開き9mm) |
– | SUS304(シルバー) |
取付施工手順
1.ハト除けガシットの準備
・鳩除け金網を設置する太陽光パネルの底板寸法幅は22~35mmであることを確認して下さい。
※注)底板寸法幅が22mm未満の場合は、取付けができません。35mmを超える場合はボルトを長くする必要がありご相談下さい。
・固定金具の数量確認をして下さい。
①480mmピッチ(3点支持):約2.6個/m
②320mmピッチ(4点支持):約3.6個/m
③240mmピッチ(5点支持):約4.6個/m
〔1セット:固定金具上下部材各1、備品(押えプレート1、SW1、ナット2)〕
・鳩除け金網を設置する太陽光パネルの底板寸法幅は22~35mmであることを確認して下さい。
※注)底板寸法幅が22mm未満の場合は、取付けができません。35mmを超える場合はボルトを長くする必要がありご相談下さい。
・固定金具の数量確認をして下さい。
①480mmピッチ(3点支持):約2.6個/m
②320mmピッチ(4点支持):約3.6個/m
③240mmピッチ(5点支持):約4.6個/m
〔1セット:固定金具上下部材各1、備品(押えプレート1、SW1、ナット2)〕
2.金網の準備
・金網の仕様と数量を確認して下さい。
(設置寸法の約1.1倍数量必要)
※推奨金網(ステンレスSUS304・線径1.0mm・2.5メッシュ(10mmピッチ)
溶接ファインメッシュ
(幅1,000mm×h100mm : 隙間等に応じh80・120mm品使用)
・金網の仕様と数量を確認して下さい。
(設置寸法の約1.1倍数量必要)
※推奨金網(ステンレスSUS304・線径1.0mm・2.5メッシュ(10mmピッチ)
溶接ファインメッシュ
(幅1,000mm×h100mm : 隙間等に応じh80・120mm品使用)
3.取付け位置の確認と固定金具(下部材)の取付け
・太陽光パネルへの取付け位置を確認し、ホコリや油等の付着物を拭き取り、取付け位置を鉛筆やテープ等でマーキングして下さい。
・固定金具の下部材(ボルト付きの部材)の接着テープの離型紙をはがし、太陽光パネルの底板上部に金具の接着テープ部分を取付けて下さい。ボルトの長ナット部分を持ち底板に当てながらずらし、底板端部で差込み引張ると簡単に取付けができます。
・太陽光パネルへの取付け位置を確認し、ホコリや油等の付着物を拭き取り、取付け位置を鉛筆やテープ等でマーキングして下さい。
・固定金具の下部材(ボルト付きの部材)の接着テープの離型紙をはがし、太陽光パネルの底板上部に金具の接着テープ部分を取付けて下さい。ボルトの長ナット部分を持ち底板に当てながらずらし、底板端部で差込み引張ると簡単に取付けができます。
4.固定金具(上部材)の取付け
・固定金具の上部材の接着テープの離型紙をはがし、下部材のボルトに差し込み、太陽光パネルの側面に接着テープで仮止めします。
(金網固定時にナット締付けで強固に本固定できます。)
※注)金具の取付けが斜めにならない様に接着テープ固定時に水平を確認し取付けて下さい。
・固定金具の上部材の接着テープの離型紙をはがし、下部材のボルトに差し込み、太陽光パネルの側面に接着テープで仮止めします。
(金網固定時にナット締付けで強固に本固定できます。)
※注)金具の取付けが斜めにならない様に接着テープ固定時に水平を確認し取付けて下さい。
5.金網の取付け(完)
・屋根材上面と太陽光パネル迄の寸法を確認し、必要に応じ金網の寸法切りを行って下さい。
・固定金具のM6ボルトに金網を挿入し、押えプレート(30×35)とSW、M6ナット2個を取付け締め付けて下さい。
※注)ナット締付け時、強く締め付けると金具が変形します。金網やSWに緩みが生じない程度で、緩く締めて下さい(トルク約2N・m)。
・屋根材上面と太陽光パネル迄の寸法を確認し、必要に応じ金網の寸法切りを行って下さい。
・固定金具のM6ボルトに金網を挿入し、押えプレート(30×35)とSW、M6ナット2個を取付け締め付けて下さい。
※注)ナット締付け時、強く締め付けると金具が変形します。金網やSWに緩みが生じない程度で、緩く締めて下さい(トルク約2N・m)。
■使用工具・機具:メジャー/鉛筆やテープ等のマーキング材/M6ソケット(10)/電動ドリル等
その他
注意・確認事項
- 太陽光パネルの取付け位置にホコリや油が付着していると接着テープが付かず、仮止めできません。施工しにくくなりますので、きっちり拭き取るか、設置場所を変え取付け願います。